第四話 雨、逃げ出した後

主題歌のリズムがいいなぁやっぱ
理屈じゃなく感覚で押し切る感じがある。
これは庵野監督の作品のつくりでもあるんだけおど。
そこで乗れるかどうか?が結構評価が変わるんだろうなぁ。
19:32 2004/08/21
雨の町
ネルフのマークが入ってる目覚まし時計。
なんかミサトがやっぱヒドイとこヒドイんだよなぁ
不器用っていうならそうなんだけど。
感情の起伏が激しい。
大人の顔と子供もしくは女の顔がある女性。
女性キャラにこういう要素を持ち込むのはトップからそう思ってたけど。

一人で延々と環状線に乗ったこと私もあるなぁ。
何処もいくトコなくて。
私の場合家出じゃないんだけど。
でも終電まではないや。しっかし四話までって結構すごい。誰でももってる孤独感のディテールをうまく掘り出す。
そんなの見せんなよって気すらする。
切ネェ。真面目に見ると凹む。
そういやオールナイトで映画観て出てきた時の朝焼けってあんな感じだったなぁ。
少しけだるくて。静かすぎて耳鳴りがするのもわかる。
この辺って九年前はあんまり近すぎて直視できなかった。
今見るとそういう演出の方がピンとくる。

下着でレントゲン?を受ける綾波
赤い目がいい。
ミサトとシンジの会話すげぇ
「そうやって人と表面だけ合わせてりゃラクでしょうけどね」
うわべの関係を更に彫り詰めてる。ちゃんと痛い。

一人で戦争ごっこするケンスケ
空を見上げる目が切ない。
19:42 2004/08/21
シンジ君とケンスケの会話。
ケンスケは以外に大人。
親がいないのが理由?
この大人っぽさは蚊帳の外だからか?
コミカルな役割を背負わせられてるのが少しかわいそう。
シンジ君より、彼の方が私の思うオタク的って思う。

諜報部につれていかれるシンジ
何もできないトウジ

ミサトとシンジ君の会話。
シンジ君にとって人を判断する基準は他人かどうか?
自分を大事に思ってるかどうか?なのかなぁって思う。
多分ガンダムの初期のアムロとブライトの関係をイメージしてるのかも。

壱話で出た電信柱
こういう同じカットの使い回しがいい方に働いてる。
デジャブ感っていうのかなぁ?

ケンスケとトウジとシンジのやりとりはマンガっぽいけど
結構子供ってそんなもんかも。
後ろで見てる諜報部の人が笑ってるのがいいなぁ
人間味を感じる。

手だけピクピク動くカット
この後よく出てくるけど心理表現としてうまく想像させるなぁと思う。

多分この四話までがミサトとの関係性のドラマなんだろうなぁ
ここまで丁寧にやってたんだと関心する。

駅の構内と外と挟んで対面するミサトとシンジ
約一分間の静止画像。
内面を想像させる。
「ただいま」「おかえりなさい」
このやりとりって繰り返されるなぁ
エンドロール
演出は、甚目喜一さんこと佐藤順一さん
どうりで。
ナレーションにサービスはなし
19:56 2004/08/21