第弐話 見知らぬ、天井

弐話がはじまる前に思ったこと。
庵野監督は1話はガンダムにかなわないと言ってたけど。
それはガンダムの場合コロニーが襲われて人が死ぬのを見るって
段取りがあって乗るから納得できるんだけど、シンジ君の場合は
父親との関係やレイとの関係でしか考えてないから。
例えば外のシェルターで怪我してる人とか見てれば違うんだろうけど。
それは常にかかれない。
そこは何かこだわりなのだろうか?
リアリティがないから排除したというか。
お約束でもそういうもんを書かないトコが気になる。
18:32 2004/08/21

最終安全装置解除
動く初号機。やっぱ無茶だなぁ
歩いただけで喜んでるし。
にしてもカッコイイ。
サキエルかわいいし顔
戦いが生ナマしいというか肉感的。この辺トップとは違うなぁ。
サキエルの手から出るビームの音とかが斬新。

シーンかわって病院の部屋。
目を覚ますシンジ。ラジオ体操の音が夏っぽい
戦闘の後処理をする組織。

ゼーレの会議。
権力者側から見た世界の描写。庶民は情報操作され事実はいつも闇の中
諸号機の修理費は国が一つかたむく。
ゼーレって五人?
人類補完計画名前だけ出る。

病院のシンジ君、蝉の声。
ディテールが素晴らしい。
信号機とか戦闘とか爆発が派手な分だけシンジ君が一人でいる時の描写が際立つ。
何かエヴァ見てると緊張感があるんだよなぁ
父親と対峙した時のアレとか。

ミサトがシンジを預かる。
何で預かったんだろう?って考えると面白いというか不思議。
人によってはミサトみたいな人が一番ウザイんだろうなぁ。
私は好きだけど、っていうか空元気だして失敗ってパターンは痛い(笑)
コンビニでの主婦の会話が戦争をしてるってことを実感させる。
夕暮れに見る第参新東京市
18:43 2004/08/21
夜。ミサトのマンションに着く二人。
「おじゃまします」じゃなくて「ただいま」
やっぱミサトの会話とかが演技っぽい
演技というかロールプレイというか。
素を演じてるっていうのかな。まぁ人は多かれ少なかれそうで。
演技しないで受身のシンジ君ってのはある種ズルいなぁと今見ると思う。
中学校の先生がミサトみたいだったなぁ。
明るいんだけどカッとなると怒鳴るタイプで。年齢も近いかも。
でもコミュニケーションってのはこんなもんだって気もする。
基本的にぎこちなくて。たどたどしくて、それを苦痛と思うか楽しめるかだよなぁ。
夜中にウォークマンを聞くシンジ、ああいうトコでリアリティを作ってる。
こういう細かい寂しさのあおり方がうまい。
そういうタイプの見せ方ってあんま知らないなぁ。
戦闘再開(回想)
初号機暴走

エヴァの戦闘シーンって面白くて、何というか例えばガンダムの戦闘って試合っていうか
騎士とか武士なんだろうけど、エヴァってもっと暴力的な動物というか子供のケンカ
って感じ、ATフィールドを破る音は確か絹を引き裂く音
よく戦闘で馬乗りになって攻撃するシーンがあるけど、あれってレイプのイメージを
積極的に取り込んでる。
そうい陰惨さをあえて出そうとしてるんだと思う。
爆発は十字架の形
十字架もよく出てくるイコン。
宗教のイメージを取り込もうとしてたんだろうなぁと思う。
ミサトは「あなたは人に褒められる立派なことをしたのよ」
って言い方で褒める。こういう関係性でしかモノを見れないのはここからもう出てる。
18:54 2004/08/21
エンドロール
榎戸洋司さんが脚本に参加かぁ
予告やっぱキツイなぁ
サービスしちゃうわよんだって

スタッフのコメントがこの後入る。