第拾弐話 奇跡の価値は

まぁあれですね。私が今イメージしてるエヴァってやっぱ後半なんですね。テンパってる回っていうか。
ちゃんとしすぎてると驚く。

この回の後くらいかな読売新聞に大塚英志さんのレビューが載って
オウム以降、ハルマゲドン以降の守るべき日常の話だみたいな肯定的な評が出たのは。
たしかにこの辺りまではそうだよなぁって思う。
でも当時なんでみんなちゃんと終わんないことに怒ったんだろうなぁ?
いや私も複雑な気分だったけど、そもそも何でハッピーエンド求めんの?
ってたまに思う。
23:33 2004/08/21

15年前のセカンドインパクトの描写の一部
ミサトが父親に助けられる。
天使の羽の爆発がすごいいい。
父親の仇を討つためネルフに入ったミサト。
この関係はトップのノリコと父親と同じ。
でも父親に対してはアンビバレントな感情がある。

「まさに〜ですね」って台詞回しが多い。
この回はまだそんなでないけど、使徒との戦い以外に内輪に戦いもある
「そうして人の顔ばかり気にしてるからよ」
いやぁこういう台詞が出るとエヴァだなぁって思う。
この回前半はちょっと最初の緊張感がある
「まだダメなのこういうの?」
「人が多いの苦手なんです、何で大騒ぎしないといけないんだろう」
「全然嬉しくないわけじゃないのよ」「ただここにいる目的はそれじゃないから」

ゲンドウと冬月の会話
科学の力で生き残った人類。本当は滅びるはずなのに?

使徒のデザイン素晴らしい。

リツコに怒られる
「仕事笑わせるわね。自分のためでしょ、あなたの使徒への復讐は」

「奇跡ってのは起こして初めて価値があるものよ」

「ごちそうといえばステーキなんだ」
「これだからセカンドインパクト世代は貧しいのよね」
綾波は「肉嫌いだもの」

アスカは何故エヴァに乗るの
「自分の存在を世にしらしめるため」
シンジは
「わからない」

ミサトとシンジの会話
トップでは肯定的だった父は家族を構わない夢の中にいる人
子供みたいな人、母は泣いてばかりいた。ある種のオタク性?恨んでるのかどうかすらわからない。
父の呪縛。
答えは出ない、でも「逃げちゃだめだと思うシンジ」
逃げるとは問いかけをやめることなのか?だとしたら「どんなに辛くても考え続けることが逃げないこと」

三人の共同作業で使徒を倒す。最後の爆発はタイムボカン
ゲンドウにはじめて褒められる
「よくやったなシンジ」
街に戻ってくる人々の描写
四人でラーメンの屋台
シンジ「父さんのさっきの言葉を聞きたくてエヴァに乗ってるのかもしれない」
「ホントに馬鹿ね」
何のために?っていう問いかけのドラマとしてのエヴァ

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23:55 2004/08/21