二話「不適!天才少女の挑戦」21:57

冒頭、ノリコのお父さんに助けられるコーチ、提督などの大人が沈没する船で下の世代の人間を助けて犠牲になるってのもよく出るモチーフ
あれも多分、戦争映画のパロディかと思う。
しかし、メカと少女マンガとスポコンって組み合わせはスゴイ食い合わせ
後には怪獣も入ってくるし。

ソビエトのロボットが出るのに(笑)
ライバルのパイロットの名前がユング・フロイド
ちょっとハマーン入ってる。この名前もう〜ん。

何か全体的に学校感覚っていうのかな?そういうのを感じる
エンダーのゲームとハインラインの宇宙の戦士の合わせ技か?
そういやスターシップトゥルーパーズも似てる。
おねぇさまとユングの真剣勝負が結構いい。
ああいうトコはマジじゃないと。
たしか岡田斗司夫さんがよく「ふざけてる」って言われたらしい
けど、そのノリつつふざけてる感じがある。
逆にいうと冗談の不利をすることで当時はこそっと自分の中に
あるホンキの部分を出したんだなぁって思う。

父親との関係ってのも、トップ、ナディア、エヴァと繰り返し出る
どれも不在の父とのディスコミュニケージョンだなぁ。

おっ体育館
お!お風呂、サービスサービス、
ケロヨンも登場。

目の描き方が変。体だけリアルで顔だけ少女マンガの違和感。

こっから庵野監督が泣いたって部分?
ウラシマ効果を使ったドラマツルギー
この回で時間のギャップでドラマを作るのを覚えて
5話6話で大々的に使用。

人間には同じ時間が流れてるのか?ってたまに考える。
同じ一日でも子供が感じとる情報量と大人が感じ取る情報とでは
違う。だからそのギャップが大人と子供のギャップなのかも

るくりおん号の中は戦闘から2日しか絶ってない、もしかして父親が生きてる
かもって思って、飛び込むノリコ。
こういう時冷静な判断をしないのがドラマのコツ?
結局父親とは会えない。
親との断絶を表現するという意味、生きている時間軸の違い
ってのをうまく表現できてるなぁと思う。

繰り返し出てくる宇宙に行くってモチーフ。

実はエンドロールの軽いイラストもスキ。
何か乙女チックマンガ陸奥A子の世界とロボットが混ざってる。