続・十年前の僕らは胸を痛めて

わしズムの執筆陣がいい。
浅羽通明さんと宮台真司さんと香山リカさんと宮崎哲弥さんが小林よしのりさん出す雑誌に執筆するとは、こっちはこっちで十年は一昔だなぁと思う。
何か宝島30がもってたケレン味映画秘宝に行って土着性というか生活者視点みたいのはわしズムに行った気がする。
で、噂の真相のいいトコはサイゾーに行ったというか。

宮台さんの文章がオススメ。ある種今までの宮台さんの活動の総括。
第四空間は機能しなかったって言い方はショックだけど正直だなぁと思う。
サイゾーの対談と同じこと言ってるんだろうけどつまんない罵倒が無い分読みやすいしやっぱ鋭い。
私は宮台さんには非人情な部分を補うような中村玉緒みたいな人がいた方がいいんじゃないか?と思うんだけど、それを小林さんがやるとは思わなかった。

あと福島隆彦さんの「アメリカ大統領選を予測する」も勉強になります。

それにしてもわしズムに流れる現実的な呑気さは読み心地がいい。