最終話 果てし無き流れの果てに・・・1:21 08/21

更に15年後2048年
全編モノクロ
歳をとったカズミと校長になったカシワラ
微妙にふけたカズミがちょっとリクイニに似てる。
カズミは学校のコーチをしてる。
タカミちゃんも最初のノリコたちと同じ歳になってる。

時間はドラマだなぁ。
銀河系を滅ぼしても生き延びようとする人類。
何もしないほうがいいのでは?と問う兵士に
それは自殺行為だというカズミ

銀河殴りこみ隊のテロップに笑う。
ノリコとユングは歳をとってない。
歳をとらないヒロインには多分オタクの精神年齢の問題もあるけどアニメヒロインのメタファーもある。
つまりアニメヒロインってのはオタクのアニマというか自己肖像なのかと思う。

白黒で見てるとクラクラする。
明らかに昔の戦争映画を意識してるなぁと思う。
歳をとったカズミと若いノリコの邂逅。
ぎこちないノリコ。考える時間と意識の問題について思う。
キミコの手紙を読んで切なくなるノリコにこっちも感化される。
この辺りのモチーフって誰から出たんだろう?
多分山賀博之さんだと思うけど。

ユングとカズミのやりとり、ビンタして「あなたは私のほしいものをみんなとっていくのね」
それにしても6話、約3時間ですごい時間を圧縮されてる気がする。
奇跡に対する会話
これもエヴァでも出たなぁ。
爆発すると散らばる破片に美学を見る。
ブラックホール爆弾に特攻をしかける敵
それを死守するノリコたち。
ゴスペル調の曲?がかかる中壮大な戦闘
この引いた感じはキューブリックぽい・
奇跡って言葉好きなのか?
監督は。
作動しない爆弾。
「奇跡はおきます起こしてみせます」
この辺は「奇跡を待つより捨て身の努力よ」
を思わす。そもそも奇跡を期待する作戦自体私はどうか?と
思うけど、それも又邦画的だなぁと思う。
爆弾の底に下りていくバスターマシン
圧力がマシーンを覆う
「もう同じ時を過ごせないのよ」
ここのやり取りはマグマダイバーの回に生きてるんだなぁ。
それにしてもドラマにならないはずの部分でドラマを作ってるなぁ
と思う。すご〜く感情をもってかれる。
ちょっとね危うい感動なんですよね。コレって
自己犠牲の美学だし。素直に乗っかるのには抵抗あるんだけど。
でも来るものは来る。

で1万2千年後
、あぁトップの終わりみてるとエヴァのラストの地球から分離してく初号機と唯の
意味は少しわかる。
ラストのオカエリナサイは
時間がたって、すべてが変わっても残るものがあるってことだろうか?

というわけでエンドロール。
そっかエヴァと違ってトップは帰ってくるトコまで書いてるんだなぁ。
最後の赤い光が二つってのはウルトラマンだよね多分。