リンク先を見てると望月さんの「東浩紀の文章を批評する日記」id:motidukisigeru のコメント欄から来られてる方が結構いらしてるようなので、私なりの動物化するポストモダン評も一応書いとこうと思ってるんですけど*1、難しいですよねぇ。結構前の作品だし感想は出尽くしてると思うし、個人的にはああいう思想系の本って正しい正しくないで読まないんですよ。哲学ってある種ハッタリを楽しむトコあると思うんですよね。漫才で言えば突っ込みでなくボケ?その意味であの本は動物化という概念をうまく言葉にしてかましたと思うんですよね*2
だからもしあの本に問題があるとすれば*3動物化に対しての東浩紀さんのスタンスがあいまいなトコよね。だから人によって「俺は動物化なんかしてない」って反発するし動物化してはならないという啓蒙の書とも解釈する。
私はあの本っておたくの動物化を肯定してるんだと思ったんだけどその心は長くなりそうなので次回書きます。

http://a.hatena.ne.jp/narko/simple

*1:何かあちらのコメント欄はすぐとんでもないことになってついてけないし、コメント欄だとうまく書けないなぁと思ったので

*2:望月さんは動物化は昔からあったと書いていたけど、昔からあったとしてもそれを動物化という言葉にして説明したのは、あの本の功績だと思う、元々哲学って今まで前提であることを何故?って問う面もあるんだし

*3:あとはオタクの好む作品として取り上げる東さんの紹介する作品とそれに対する論考が偏ってるって意見よね、私は、結構納得してて、特にナデシコとかセーバーマリオネットJに関しては正しいと思うんですけどねぇ、コシュ―ブとかはよく知らないけど、あの本の中の説明で足りると思うし