居心地の悪い居心地のよさ

あぁ〜オリンピックも甲子園も24時間テレビもセカチューもない世界にいきたい。
やっばいなぁ世相にとことん乗れない乗りたくない度が日々強まってる。

何か今一番見ててラクなのはATGとかチャンネルNECO秋吉久美子特集だし*1
1974年世の中には秋吉久美子的なものと秋吉久美子的じゃないものに二分してたんだなぁ
きっと(笑)オタク系作品の妹妄想は今に始まったものじゃないってことはよーくわかりました*2
それにしてもATGの居心地の悪い居心地のよさ*3って何だろうなぁ。
やる気のない定食屋とか喫茶店に何時間も入り浸ってる感じですね多分。
今の映画とかドラマ、アニメって多分サービス過剰なんですよ。キャバクラやホストクラブみたいホント。やたらサービスいいんだけどマニュアルがちゃんとあるみたいな。
何かどんなに明るい元気な声で挨拶されても、それがマニュアルあるんだ。と思うと萎えませんか?そういう種類の萎え萎えな感じを、よく感じます最近。
これって感じるほうが悪いのかなぁ、もしかしたら心の何処かで真実の善意とか愛って奴を求めてるのかも、うわぁ最悪。
ATGとかの昔の映画は、その辺ほったらかしにしてくれるんですよ。
いい意味でスキだらけ。まぁ視点を変えれば見るトコ多いんだけど。
エヴァはそういう意味でサービス過剰なトコもあるんだけど、後半は諸般の事情から(笑)ATG化してきますから、その辺で居心地いいんだろうな。

何か役にたたないものとか場所っていいんですよね。だる〜い時は特に。
昔の邦画みてる時の気分ってそんな感じです。
洋画だとまた違うんですけど。

追記・上の文とは関係ないんだけど「癒し」って言葉が当たり前に流通するようになってから、世の中ゆるくなってきてる気がする。こういっちゃ何だけど「癒されたい」って気持ちって恥部じゃないですか(笑)何かもうちょっと隠せよって気もする。
多分十年前ぐらいは「癒し」って言葉のかわりに「ストレス解消」って言葉があったんだと思うんですよ*4。当時中高生くらいの時見てたベストテン番組でストレス解消グッズベスト5とかよくやってた記憶がある。なんかOLが上司型の人形を殴ると「いたいよ〜」とかなんか声だして。
ああいう番組見て「大人はストレスたまるんだなぁ」とか「ストレスの元凶と直接向き合えよ」とか思ったけど、当時のOLさんはそこで発散してがんばってたわけだ。
癒しとか「癒し系」って言葉が出たのってどの辺りなんだろう、飯島直子ジョージアの宣伝あたりからかなぁ。
個人的にはアンチ癒しで行きたいですね。何か中途半端な癒しが一番毒、だったら徹底的に殺伐荒涼とした中に身を置いて緊張感を身につけたいです。
あぁ何か頭ぼーとしてるから何書いてんだか
とりあえず「台風クラブ」見よう。

*1:赤ちょうちんとバージンブルースだけ見た「妹」だけまだ見てない

*2:この辺りは「怪獣使いと少年」を読むとよくわかる、ある種伝統芸

*3:あれ?逆かも

*4:森高千里が歌ってたあたりかな