ヤレない女が理想の女?

昨日は久々に機動戦艦ナデシコの劇場版を鑑賞しました。
90分の短時間に尋常じゃない密度の絵が盛り込まれてて最初の
ヒサゴプランの戦闘シーンのスピード感はすごいなぁと思う。
後半ちょっとテンション下がるけど、とにかく見てて気持ちいい。

この前後でデジタルがアニメに積極的に入ってきたんだけど
その意味でコレと少女革命ウテナ劇場版が
セルアニメフェティシズムという
意味では頂点だったんだなぁと思う*1

例えば妄想代理人とかイノセンスあるいはキャシャーンって映像の
密度ではナデシコ以上なんだろうけど、あの感じがないんですよね。
多分3D映像ってフェティッシュな感じが出ないのかなぁ
フェチってある種の限定されたものに触れることで、触れられない
奥行きに悶えるものだから*22D映像ってのは存在しない現実のルリやらアキト
を想像させ補完させる力があるのだろうと思う。
今年はアニメラッシュだけど3Dの使い方って
ちゃんと考えないとアニメの魅力を
損なう方にしか機能しないんじゃないだろうか?
ほとんどが見るに耐えない状況だし。
それはアニメの実写版にしてもそうで
アニメは不自由だから自由だったんだなぁ
その辺りに自覚的なのは今は鉄人28号くらいだもんなぁと思う
今日この頃です。

*1:エヴァはまた別枠

*2:つまりヤッちゃったらフェチはおしまいというか