テクノ

「1980」のラストYMOのライディーンがかかるし、映画を撮ってるシーンではテクノポリス*1がかかるけど、見てるときはふ〜んって思ったけど、やっぱあの時代を描くならYMOよねぇ〜と今は思って、昔買ったベスト盤を探してます。
もともと電気グルーヴが好きだったからそこからテクノにいってケンイシイとかエイフェックスツインとか買ってたけど、アンダーワールドとケミカルブラザーズが大メジャーになって普通にみんな聴くようになってからは、結構静観してみてる。
多分ここでYMOとアンダーワールドはジャンルが違う、あれはテクノポップでとかあれはデジロックで〜とか言い出す音楽オタクの方がいるかもしれないけど、そういう音楽評論家の細かなジャンルわけがまた私をテクノから遠ざけた。
私の感覚でいうとテクノってのは「どこかで楽しいことが始まってるよ」っていう憧れの音楽だ。屋上や河原で遠くの空を見ているような。
それを体現してくれれば楽器は何でもいいしボーカルがあってもなくてもどっちでもいい。
ライディーンってのは私にとってそういう音楽*2で、何もできないかもしれないけど何か始めなきゃって胸がソワソワわくわくしてくる。
多分あの感覚が1980年にケラさんが感じたものだったのかなぁと映画を見て思った。
追記、もし90年代を舞台にした映画を作るならラストはどんな曲がふさわしいのかな?
私としては1995なら小沢健二さんのラブリー、1998ならSMAPの夜空のムコウ、1999ならモーニング娘。のラブマシーンを流したい。
http://a.hatena.ne.jp/narko/simple

*1:だったと思うけど

*2:似た気持ちになるのはニューオーダーブルーマンデーかな?詩は暗いんだけど