シモーヌ

昨日はアンドリュー・ニコル監督の「シモーヌ」を観にいきました。
え?彼氏とかって?
違います。私は映画は一人で行く主義なので(え?彼氏がいるか?そういうのはナイショです)

結論からいうとスゴイ良かった。ホラ最近の映画ってさぁ。何かさ難しいのが多いじゃない、少年犯罪がどうこうとか戦争の虚しさを描きました。みたいなさ、でもさ、みんながみんな、そんな難しいこと考えたくて、映画みてるんじゃないってのよね。もっとさぁ、何ていうの?ドリーム?そういうの求めてるんだよね。ニコルはその辺よくわかってるわ。
まぁこれも虚構と現実とかイマドキのインテリ君が喜びそうなテーマ入れてたりして、考える人は考えてね。ってサインはあるんだけど、まぁおバカな私は無視しまーす。
この映画を観た理由はね。まぁニコルの前2作が面白かったってのはあるんだけど、私ね、ウィノア・ライダーが大好きなの、だから観にいったの、アル・パチーノ?それよりはウィノアかな。
でもこの映画では性格の悪い女優の役をやってたの、ちょっとショック、実際のウィノアはあんなのじゃないわ、万引き?その話は聞かないで。

とにかく映画は良かったなぁ細かいことはネタばれになっちゃうからあんま言いたくないけど、特にラストがいいわ。もつべきはオタクの娘よねぇ。
はじめは何でこんな女が人気でるんだろう。と思ったけど、あれはシモーヌの情報が出てないから人気が異常に盛り上がったのよねぇ、ホラ隠されると何でも見たくなるじゃない。ヘアヌードとか、でさ見たら、あっこんなもんか、って醒めるのよね。私?ホラ私は女の子だからさ、どっちかと言うと男の子のアレをって何言わすのよ、もう
そういやオカルトって隠されたものって意味があるって何かで読んだわ。
だからあの女優がいい、とか悪いとかはあんま意味ないのよ、むしろ問題は過剰に盛り上がるマスコミやら大衆の側にあるのだ。ってわけね。
あっ何かいいことってる私。
ちなみに豆知識(トリビア?そういう流行言葉好きじゃないの)としてはニコルとシモーヌ役の女優さん(CGじゃないわよ)はこの映画の後結婚したそうです。その意味でも映画監督の夢というか妄想が詰まった名作だわ